★内出血の介護ケア
こんにちは。
介護の現場では高齢者の方にわりあい多く内出血(皮下出血)がみられます。
要介護度が高い方、箇所は腕や足に多いです。
●どういう方にできやすいのか??
皮膚が弱い方にできやすいです。
皮膚が乾燥していることや筋肉の低下により皮膚の機能が低下しておこります。
薬に影響されることもあります。血の流れをよくする薬を飲んでいる場合、血の塊ができにくく内出血した場合、広範囲で治りが遅いです。
●なぜできるのか??
衝撃、摩擦、圧迫により生じます。
皮膚の機能低下や薬の影響により少しの力で生じます。
●ケアで注意することは??
皮膚の機能向上をめざします。
そのために保湿剤を塗り乾燥を防ぐこと、また、水分をしかっりと摂り乾燥を防ぐことが大切です。
皮膚を保護する為に腕や足にサポーターをすることも必要です。
実際の援助でも注意することがあります。
腕や手足をつかまないことで圧迫による出血を防げます。車いすの移乗でもサイドレールやフットサポートにあたらないように行います。
摩擦の防止は寝ている時に衣類、シーツのしわがないかを確認し、ベッドマットは摩擦が生じにくい柔らかいタイプを使用します。
以上のことに注意しケアを行うことで内出血の発生を少なくできます。
是非、実際の現場で実践してみてください。