★熱、下痢、嘔吐への安心対応
こんにちは。
高齢者の方の熱、下痢、嘔吐の症状は施設や在宅介護で稀にみることがあります。
症状を理解することで安心してケアをすることできます。
・熱
体内にあるバイキンと戦うために体温が上がります。
悪寒(さむけ)は体温を上げるサインです。悪寒中に解熱剤やヒエピタなど使用し体温を下げてしまうと意味がありません。
・下痢、嘔吐
体内の毒素を排出する現象です。
介護ではどうケアすればよいのか?
・熱
体温が上がると体外に水分がでるので、脱水になりやすく水分補給をゆっくりと行いましょう。
ヒエピタなどで体を冷やしても体内のバイキンを殺菌するなど原因を解決することは関係ありませんが、本人が楽になるという効果はあります。
・下痢
水分が多めに排出されるので脱水になりやすく水分補給をゆっくりと行いましょう。
・嘔吐
嘔吐後は仰向けにならず右側か左側をむいて休んでもらいましょう。続いて嘔吐があった場合に仰向けになると外に吐きにくく、誤嚥や窒息してしまうことがあります。
水分が多めに排出されるので脱水になりやすく水分補給をゆっくりと行いましょう。
症状の意味を理解し、落ち着いて対応すれば高齢者も私たちもお互いに安心ですね。