★肺炎の予防に大切な入歯のケア
こんにちは。
介護の現場では病気の予防も仕事の一つです。
今回は肺炎予防について。。。
日本人の死亡原因の第4位は肺炎です。
肺炎で死亡する人の94%は75歳以上です。
そのうち70%以上が誤嚥に関係しているといわれています。
【誤嚥性肺炎とは?】
誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液と共に肺に流れこんで生じる肺炎です。
【原因は?】
①口の中の食べ残しによる誤嚥
口の中や入歯が不潔な状態だと寝ている時に唾液が気管の中に入り、同時に細菌も気管に入り、誤嚥してしまいす。
②胃逆流物による誤嚥
まとめ 内容物→肺に入る→肺炎になる ということです。
【予防法】
●口腔ケアをしっかりとしましょう!
歯ブラシで歯の隙間の汚れを落とし、歯茎、頬の内側、舌を磨く。ガーゼを使うと効果的です。
また、入歯は寝る時は外したほうが良いです。入れたままだと口の中の自浄作用が低下し細菌が増えてしまいます。肺炎にかかわらず、虫歯なのど歯の病気の原因となります。
入歯は日中は食後に掃除することが良いとされています。
●食後はすぐに横にならない習慣をつけましょう!
食後2時間は横にならないことがいいでしょう。胃からの逆流を防ぐ為です。
是非、現場や家族介護の参考にしてください。