★個人を尊重するべきです。
働く側で大切にしなければならないのはその方の意向を尊重することです。
一方的な援助はその方の自尊心を傷つけ人間の価値をさげます。
例えば入浴の場合。
入居者「体を洗う前に先にお湯に入りたい」
介護者「駄目です。先に体を洗いましょう」
先に入って全然OKです。
よく職員は入浴の目的を感染予防や清潔として考えがちですが、
本人からみれば入浴は「楽しみなこと」であることが多いです。
またアクティビティー(心身機能、身体機能の活性化)の一環として考えれば本人の望む入浴スタイルに自然と合わせやすくなるものです。
医療も介護も自己の決定を尊重するものです。
おしつけ援助はその方の自尊心を傷つけますよ。
これってよく考えれば当たり前ですよね。