★緊急時の対応について職員は何を判断すればよいのか?
こんにちは。
施設では夜間の勤務があります。この時間帯は現場職員だけで勤務する(施設長不在)ことが多いのが現状です。
入居者の方の体調悪化や怪我等が発生した場合は現場職員がどのように対応するかを判断しなければなりません。判断するポイントがわからず対応を怠ればその方の命に関わります。
では、どういった場合に緊急時の対応を行えばよいのでしょうか?
[ポイント]
- 意識状態の著しい低下
- 呼吸状態の著しい低下
- 大量の出血
- 重度の火傷
これらについてはすぐに救急対応をする必要があります。
また、これらの程度が低く判断に迷う場合(呼吸が少しおかしい、意識レベルがやや低下している等)は血圧、体温、脈拍を測定し、判断材料にするとよいです。
判断材料が多いほどかかりつけ医師等に報告する際にその後の対応がスムーズになりやすいです。
心肺蘇生や火傷の初期対応等のその場の技術は必要ですが、なかなか知識、経験が浅い人ほど実際はできないことがあります。しかし、どういう状態で命をおとす危険性が
あるのかを知っておくだけで専門職に伝達ができ、命を救うことができます。
緊急対応の入門編ですが、実際の現場で参考にして下さい。