介護、高齢者、職員よ幸せに!!けど俺は地獄です。

介護施設で働いています。高齢者と介護者のお困りごとをどのようにして解決していくか?明るく書いていきます。家族介護の方にも見ていただきたいです。

カサカサ肌についての介護ポイントは?

こんにちは。

 

介護の現場では高齢者の皮膚トラブルは多くみられます。

皮膚の観察ポイントはなんでしょうか?

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乾燥肌の場合(カサカサ肌)

 

●いつから乾燥しているかをチェックしましょう!

カサカサして粉をふいたような状態が続き、かゆみを伴う場合は、加齢に伴う乾皮症の可能性があります。

急に皮膚の乾燥が強くなり、手の甲の皮をつまみ、いつもと戻るのが遅い場合は脱水をおこしている可能性があります。水分摂取の状況、嘔吐、下痢の有無を合わせて観察しましょう。

 

●ケアのポイント

加齢による皮膚の乾燥の場合には、保湿に努めます。特に入浴直後に保湿剤を使うことがポイントです。かゆみ強い場合は処方された塗り薬を使い症状を緩和します。

脱水が予測される場合には、観察ポイントを医療職に連絡し、対応しましょう。

経口補水液を使用することが多く、点滴が必要な場合もあります。

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是非、ケアに役立ててください。

パーキンソン病の高齢者ケア

こんにちは。

 

今回はパーキンソン病です。

あのモハメド・アリがかかっていた疾患です。

イメージは手の震えでしょうか。オリンピック聖火台の点火シーンで印象に残っています。

さて、この病気は高齢者施設でも稀にみられます。

 

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病気の特徴はどのようなことがあるのでしょうか?

中高年に多い病気で65歳以上の発症率は10万人に200人の割合です。

原因は不明ですが、脳内の神経伝達物質ドーパミン)が欠乏し、症状がでます。

 

症状と治療法は?

主な症状は運動障害で、治療の基本は薬物療法です。また、深部脳刺激といった外科的治療が行われることもあります。

薬の副作用が高いのは自律神経症状(起立性低血圧、排尿障害など)、認知症状です。

投薬を中止すると悪性症候群がみられることもあります。

悪性症候群:突然の投薬中止で、高熱や筋肉への障害が生じる。

パーキンソン病の運動障害は4つあります。

①振戦

片側からの手足の震えが安静時におこる。

②固縮

手足を屈伸すると硬い抵抗をしめす。

③無動

動作が乏しくなり、無表情になる。 

④姿勢反射

小刻み歩行、バランスがとにくい。

 

どうケアしていくのか?

自分で体を動かすことがリハビリ効果が高く、転倒に注意して、時間をかけて見守りながら、一部分の体を支えるなど介助が必要です。

パーキンソン病患者の多くが水分摂取が不足しているといわれており、予防ケアも必要です。

 

akimarito.hatenablog.com

 

まとめ

医療職との連携がポイントです。

薬の種類と副作用を確認し、リハビリの内容を介護側は理解しケアを行いましょう。

 

 

 

苦手な高齢者に対してどのように接するのか?

こんにちは。

 

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私は介護の仕事で苦手な高齢者がいます。

その方は一週間前に入居してきた方で、

援助に入る前は憂鬱な気分になります。

 

1日目、2日目と援助を重ねるごとに「この人の援助はなんか嫌だな」と心の中で思ってしまい、自分の中ではきっりとした理由がわかりませんでした。

 

「嫌だな」おもう理由を探すために原因を箇条書きにしました。

・文句を言われることが嫌だ。

・私の話が相手に伝わらず、援助がうまくいかない。

・今までにない経験で、自分のプライドがボロボロ。

そして、この中で一番の理由を考え、コミュニケーションを改善すれば、全ての理由が改善すると思いました。

 

 

この方は難聴で、これに合った話し方をする必要があります。

今までは難聴の方に対しては声を低く、ゆっくりと大きな声で話しかけることで伝わっていましたが、この方はあまり伝わりません。

試行錯誤してヘッドホン式補聴器の集音部分に話しかけると伝わりやすいことがわかり、コミュニケーションが取れるようになり、「嫌だな」と思うこともなくなりました。援助もスムーズに文句の数も減りました。

 

久しぶりに援助の難しさを実感し、改善の為には自分を分析する(何が苦手なのか、どうして嫌なのか)ことが大切だと思いました。

人に相談することで以外にすぐ解決することもあると思います。

 

嫌な原因もぼやけて改善策も見つからなかった数日間は仕事が楽しくありませんでしたが、今は楽しいです。

努力が実った時はうれしいものです。

今後も精進します。

 

BPSDをケアと薬で改善する。医師へどう薬の見直しを働きかけるか?

こんにちは。

 

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介護者は認知症の不穏症状や徘徊などの症状(BPSD)について原因を考える時に、現在、服用している薬のリスクを考えることが多いです。薬が効いていないのではないか?副作用がでているのではないか?など考えることが多いです。

 

こうなると、医師へ相談することになりますが、医師に薬の変更について、なかなか言いづらいものです。また、介護者が何もしていないのに「薬を減らしてほしい」と伝えても難色を示されることが多いです。

 

ではBPSDの薬の見直しについてどうのように医師へ相談すればよいのでしょうか?

 

3つの取り組みを行い、これらの実績を医師を伝えると医師は薬の見直しに前向きになりやすいです。

 

取組① 利用者の24時間を明らかにする。

1日の中で食事、排泄、服薬時間、起床、就寝、入浴と明らかにします。

次に落ちついている時間と不穏な時間を記録していきます。

さらに、不穏な時間については定期の時間、不定期の時間におこっているのかを分けます。

 

取組② 定期の時間に症状がでる場合、薬以外の原因を推測しケアを見直し実践する。

例えば、夕食前に不穏の症状がでた場合、原因の推測として、その時間は部屋の明かりがついていなく真っ暗だった、夕食後に失禁していたなど事実にもとづき推測します。次に日が落ちる前に部屋の明かりをつける、夕食前にトイレ誘導を行うなどケアを見直し実践します。

実践後に症状がでているか、改善されているかを記録していきます。

 

取組③ 不定期の時間に症状がでる場合、薬以外の原因を推測しケアを見直し実践する。

不定期時間の症状として、せん妄、ふらつきの症状や昼夜逆転などがあります。

これについて脱水、昼間に寝ているなど原因を特定していきます。これについては水分補給、生活習慣の改善(レクリエーションなどに参加し、日中の活動時間を増やす。)などケアを見直し実践します。

実践後に症状がでているか、改善されているかを記録していきます。

 

まとめ

症状を特定し、ケアを見直し、その後の症状がどうなったのか?

これらを記録し実績をつくることが大切です。

根拠と実績があれば、医師は薬の見直しに協力しやすいものです。

症状、原因、ケアの見直し、評価と常日頃、介護者はクセをつけることが必要です。

 

高齢者の要望にこたえよう!!

こんにちは。

 

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各介護施設によって高齢者から要望が少なかったり多かったりとまちまちです。

要望が多い施設では職員と高齢者の関係が良好だったり、雰囲気が良かったりします。

 

さて、要望にこたえるとはどのようなことでしょうか?たとえそれがかなわなくても高齢者と話し合いをする、しないとでは高齢者との関係も変わってきます。

話し合いをすることで高齢者の価値を高めることや、ぎくしゃくした関係を防ぐことができるので、要望がでたら話し合うことは大切です。

 

施設が一方的に決めたルールを提供するよりも、高齢者の要望に沿って、ルールを決め、サービスを提供することが顧客満足につながります。

 

 

うつ病の薬を飲んでいる高齢者をどうケアしていくか?

こんにちは。

 

高齢者のうつ病の原因はさまざまです。

喪失体験、老化、脳血管障害、神経物質の栄養不足などが組み合わさって生じます。

 

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症状は心と身体で分けることができます。

●心の不調

抑うつ気分 ・ゆううつ ・もの悲しい ・興味の低下

・思考力の低下 ・やるきの低下 ・落ち着かない

・いらいら ・午後になると気分が晴れる

●体の不調

・不眠

・食欲不振 ・体重減少

・下痢 ・倦怠感 ・息切れ ・発汗

 

 

治療は薬物療法がおこなわれ、抗うつ薬は高齢者でも有効とされています。

どのような薬の種類があるのでしょうか?

・三環系抗うつ薬(商品名:トリプタノールトフラニール

・四環系抗うつ薬(商品名:テトラミドルジオミール

・SSRI(商品名:デプロメールルボックスジェイゾロフト

・SNRI(商品名:トレドミンサインバルタ

 

 

 

抗うつ薬を飲んでいる高齢者に対して介護者はどうケアしていくのか?

 

ケアその1

副作用が飲み始めに現れやすく注意して観察を行う。

副作用は嘔吐、食欲不振、便秘、睡眠障害、口渇、歩行力低下などが代表的です。

 

ケアその2

飲酒、脱水は症状を悪化させるのため注意する。

 

ケアその3

薬物療法を継続しながら、安静にできる声かけや、不眠を解消するケア(日中の活動を無理のないように増やす)などが必要です。また、閉じこもりを防止するケアも必要です。

 

高齢者の方に寄り添いながら治療のサポートが大切ですね!

 

 

高齢者のケアについて 高齢者と介護者は何を目指すのか?

こんにちは。

 

要介護認定を受けた高齢者の方は何らかの障害をお持ちになっています。

麻痺、骨折治療、認知症など、さまざまでしょう。

 

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この方々をケアするとき介護者は何を基準にするべきなのでしょうか?

また、ケアを受ける高齢者はケアを受けてどうしたいのでしょうか?

 

やはり、最終目標はみなさん、障害をもつ前の普通の生活に戻りたいのだと思います。

 

ここで大切なのことはケアプランです。

 

介護保険はケアプランをもとにケアを行わなければならず、ケアプランは障害をもつ前の生活にできるだけ近いプランをたてることが大切です。

また、障害をもつ前の生活がわからないことがあれば、同年代の生活を参考にケアプランをたてることが大切です。